|
|
|
 |
|
春にいただいた胡蝶蘭の花が終わりました。
茎を切るとまた咲くことがあると聞いたのですが、どの部分を切ったらよいでしょうか。 |
|
|
|
 |
|
温室などの加温施設がある場合は葉に隠れた茎の根元を切ります。しかし一般家庭で管理する場合は加温施設のない場合が殆んどですので、下から数えて3節目か4節目の少し上で切ってやりましょう。その方が根元で切るよりも咲く確立が高くなります。
また、大輪系よりも中・小輪系の方が咲かせやすいようです。 |
|
|
|
 |
|
3本立ちの胡蝶蘭をいただきました。花が全部枯れたあとは、どのように管理したらよいでしょうか。 |
|
|
|
 |
|
胡蝶蘭は、生産農場で一株ごとにビニールポットに入れて栽培されている場合が殆んどです。それを化粧鉢にそのままの状態で3株とか5株で寄せ植えにしてあります。ですので、化粧鉢から出して一株ごとにバラしてやった方が通風もよく、水やり等の管理もしやすいでしょう。植え替える必要はありません。倒れないように工夫してやればビニールポットのままで大丈夫です。家庭で育てる場合は冬の温度管理が一番大切で、冬を乗り切れば他の季節はさほど問題ありません。本なんかを見ると最低15度は保つようにとか書かれてますが、そんなことは無理ですよね。経験上、慣らしてやれば7〜8度でも越冬できます。暖房を切る夜中なんかは、風呂水の余熱なんかを利用したりするのも手です。冬場は極力、水やりに気を使いましょう。冬場の根腐れが一番多いトラブルです。水苔の表面が乾いてから5日後にコップ半分くらいのぬるま湯を与えます。春・秋は3日後にコップ一杯。夏は常にしっとりとしている状態を保ちます。この日数は、あくまでも単鉢で管理している場合の目安です。寄せ植えのままで管理する場合は、本体の上に化粧苔が被っていますので、必ずご自信の指で中の乾き具合を確認して下さい。冬及び開花中は肥料は必要ありません。それ以外の時期はハイポネックス洋蘭液等の市販のものを与えて下さい。水やりと並んで大切なのが日照です。冬はガラス越しの陽をよく当ててやりましょう。春と秋はレースのカーテン越しくらいの陽を。夏は東側か北側の窓際くらいがいいでしょう。あと、一年を通して言えることですが、空気が動いている場所がいいようです。霜の降る時期以外は、日照さえ考えてやれば庇のある戸外でも大丈夫です。 |